企画制作2

きちんと段取りをつけながら「自分のやりたい」を実現する仕事

企画書作成、イベント企画運営

オレンジ・ヴォイス入社の理由は?

学生時代にさいたまスーパーアリーナや西武ドームといった、アーティストの音楽ライブで会場運営のチーフを務めていました。当時から音楽業界で働いているスタッフに憧れていて、自分も将来音楽業界に就き「あの人カッコいい!」と思われるような仕事がしたいと考えていました。
同時に様々なイベントに携わるなかで、終演後に笑顔で帰っていく来場者の様子を見て、エンターテインメントには人を喜ばすことができる大きな力があることを感じ、私も人を笑顔にできるようなイベントを企画したいと思うようになりました。
就職活動の際には都内近郊での就職も考えていましたが、エンターテインメントの力で富山を盛り上げたい、富山から発信したいという想いを持って入社しました。

今やっている仕事を具体的に教えてください。

今、特に力を入れて仕事をしているのは、大学、短期大学、専門学校で行われる学園祭です。当社ではゲストのブッキングはもちろん、ステージの設営・音響・照明といったテクニカル面もワンストップで提供しています。
そのなかでも一番多くご依頼いただくのがアーティストやお笑い芸人、タレントといったゲストのブッキングです。日頃から若い世代に人気のタレントの情報を得られるように心掛けたり、各芸能事務所とも密に連携し、できる限り学生の皆さんのニーズに応えられるようなゲストのご提案ができるよう努めています。私は北陸・甲信越地域を中心とした学園祭を多く担当していますが、学校ごとに特色や雰囲気が違う点も興味深いですし、希望に満ち溢れている若い世代と触れ合う機会は私にとっても刺激になります。

仕事をする上で大事にしていることは何ですか?

成功するかどうかの80%は準備で決まる「段取り八分」という言葉があります。私たちはイベント開催の準備にあたって、主に当日の運営方法などをまとめた「運営マニュアル」とステージでの進行に関する「進行台本」を作成します。経験上、これらの事前準備が整っている現場は当日も上手くいくことが多いです。逆に事前準備が疎かな現場は、ほとんど上手くいきません。
クライアントはもちろん、イベント当日は出演者、音響・照明・設営といった多くの協力会社の皆様、運営スタッフのアルバイトの方々と作り上げていくため、私たちの事前準備がしっかりしていないと、周りの方々にも迷惑を掛けてしまいます。またイベントは生モノなので、イレギュラーやアクシデントは付き物ですが、事前にそれらを想定しておけば、いざという時に対応は十分に可能です。

仕事を通して身についたことは何ですか?

メールの返信、資料を作成することなどのレスポンスの速さにはこだわって仕事をしています。要求があったことに対して、相手の予想を上回るスピードで返すことで、期待を超えることができ、こちらの真剣さが相手に伝わります。またスピード感を持って仕事に取り組むことで自分自身においても新たな熱を生み出すことができ、次のステップに繋がっていくと考えています。

仕事のやりがい・楽しさは何ですか?

個人的な感覚の話になりますが、イベントを100回やったとしたら99回は辛いと思っています。ですが100回のうち1回、言葉で表すことができないほどの達成感が得られます。この1回の中毒的な感覚を追い求めて私はこの仕事をしているかもしれません。
100回のうち99回辛いという表現は大袈裟かもしれませんが、華やかなイベントの裏側は大変な作業の上で成り立っています。辛いこともありますが、自分が手掛けたイベントが多くの人に感動や喜びを与えることができる仕事に楽しさを感じています。

これからの目標は何ですか?

インターネットの普及が進み、様々な業種でオートメーション化が進んでいます。ただし私たちが熱意を持って手掛けるエンターテインメントは、人間にしかできない、人間だからこそできる仕事です。これからも私たちだからこそできる熱のあるエンターテインメントを富山から発信していきたいです。
私は音楽ライブやフェス・スポーツイベント、その他の文化イベントなどやりたいことがたくさんあるので、一つでも多く実現していきたいです。